ミヤマガマズミ(深山莢迷)の実
スイカズラ科ガマズミ属
原産:日本
2006.10
福島県・大内宿

ピラカンサ(Pyracantha)の実
別名:タチバナモドキ(橘もどき)
バラ科トキワサンザシ属
原産:南欧、小アジア、中国
2006.03
奈良県・西ノ京、薬師寺から唐招提寺への道すがら見つけた。

アネモネ(Anemone)
別名:ボタンイチゲ(牡丹一華),ハナイチゲ(花一華),ベニバナオキナグサ(紅花翁草)などいろいろある。
キンポウゲ科イチリンソウ属
原産:地中海沿岸
2005.03
切り花


ハナミズキ(花水木)
別名:アメリカヤマボウシ(山法師)
ミズキ科ヤマボウシ属
原産:北米
2005.04
庭植え

カサブランカ(Casa Blanca)
ユリ科ユリ属
2006.06
芳香を放つ。
球根鉢植え

フリージア(Freesia)
別名:アサギズイセン
アヤメ科フリージア属
原産:南アフリカ
ほかに白い花もある。いい香りを放つ。
2007.04
球根鉢植え

セイロン・ライティア(Ceylon Writia)
キョウチクトウ科ライティア属
原産:スリランカ
2006.09
鉢植え

キキョウ(桔梗)
キキョウ科キキョウ属
原産:日本、朝鮮半島
2004.06
苗鉢植え
マウスを画像にあてると開花の様子を表示します。

コスモス(秋桜)
別名:オオハルシャギク(大春車菊)
キク科コスモス属
原産:メキシコ
2006.10
東京・浜離宮庭園

ヒナゲシ(雛芥子;ポピー)
別名:グビジンソウ(虞美人草)
ケシ科ケシ属
原産:ヨーロッパ
ケシといえばアヘンを連想するが、それは「ぼたんげし」で、日本では栽培を禁止されている。
2005.04
千葉県・白浜フラワーパーク

クルクマ(Curcuma)
学名:キョウオウ(薑黄)
別名:ハルウコン(春鬱金)
ショウガ科ウコン属
原産:タイ
2006.07
切り花

ダリア(Dahlia)
和名:テンジクボタン(天竺牡丹)
キク科ダリア属
原産:メキシコ
2006.10
福島県・大内宿


エリカ(Elica)
ツツジ科エリカ属
原産:南アフリカ
2006.01
鉢植え

ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)
オトギリソウ科オトギリソウ属
原産:中国
300年ほど前に渡来。キンシバイとは同じ仲間。
2004.09
東京・世田谷区きたみふれあい広場


ハナカンザシ(花簪)
キク科ムギワラ属
原産:オーストラリア
2006.02
鉢植え

ディモルフォセカ(Dimorphotheca)
別名:アフリカキンセンカ
キク科ディモルフォセカ属
原産:南アフリカ
2007.02
鉢植え

ハナニラ(花韮)
別名:イフェイオン
ユリ科イフェイオン属
原産:メキシコからアルゼンチン
葉にニラやネギのような匂いがあるためハナニラと呼ばれる。
2005.04
もともと自生していたが、繁殖力が旺盛でいつの間にか鉢に侵入した。

ハイビスカス(Hibiscus)
アオイ科フヨウ属
原産:不明なるも中国南部、インド洋諸島の説がある。
2004.06
鉢植え

ヒルガオ(昼顔)
ヒルガオ科ヒルガオ属
アサガオとちがって、昼になっても花がしぼまないことからヒルガオの名がある。ほとんどが野生。
2005.06
東京・上野公園

アジサイ
ユキノシタ科アジサイ属
漢名は綉球(しゅうきゅう)で、東京農大の湯浅浩史博士によると、通常あてられている紫陽花はまったく別の花で、平安時代以来千年にわたって誤用されてきたという。(朝日新聞社「花おりおり」)←びっくり!
この球状の形のものはセイヨウアジサイといって、日本原産のガクアジサイを改良したもの。
2005.06
庭植え

ガクアジサイ
ユキノシタ科. アジサイ属
日本原産のアジサイ
2005.06
鎌倉・円覚寺

ベニガク(紅色のガクアジサイ)
2005.06
鎌倉・海蔵寺

ハゴロモ(羽衣)ジャスミン
別名:ソケイ、オオバナソケイ
モクセイ科ソケイ(素馨)属
原産:アフリカ、アジアの熱帯、亜熱帯地方
強い芳香がある。
2006.04
鉢植え

プリムラ・ジュリアン
サクラソウ科サクラソウ属
原産:コーカサス
2007.02
鉢植え

カランコエ(Kalanchoe)
ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属
和名:紅(べに)弁慶
原産:マダガスカル
2007.03
鉢植え

ロードヒポキシス(Rhodhypoxis)
別名:アッツザクラ
コキンバイザサ科ロードヒポキシス属
原産:南アフリカ
2006.01
鉢植え

ハス(蓮)
スイレン目ハス科ハス属
これは東京大学の大賀一郎博士が弥生時代の種子から発芽させたことで有名な大賀蓮。
2005.08
神奈川県・小田原城
画面にマウスをあてるとつぼみを表示します。

ミニバラ
バラ目バラ科バラ属
花の大きさ5センチ、高さ20センチ程度の矮小性のバラ。
2005.05
鉢植え

RoseGarden

ナデシコ(撫子)
ナデシコ科ナデシコ属
原産:ヨーロッパ、日本、中国、北米
2006.05
鉢植え

コウバイ(紅梅)
バラ科サクラ属(知らなかった!)
原産:中国
2007.02
東京・向島百花園
画像にマウスをあてると花のアップ画像を表示します

ニチニチソウ(日々草)
キョウカザグルマ(京風車)
リンドウ目キョウチクトウ科ニチニチソウ属
原産:マダガスカル
2006.08
鉢植え

ランタナ(Lantana)
クマツヅラ科ランタナ属
原産:熱帯アメリカ
花が咲いてから黄色、橙色、赤色に変化するので、別名七変化、紅黄花とも呼ばれる。
成長力が強く、場所を選ばずどこでも繁茂するので、害草に指定している国もあるという。ちなみに我が家のも隣家からの実生(みしょう;鳥などに運ばれた種から生育すること)と思われる。
2005.09
庭に自生

ユリ(百合)
ユリ目ユリ科ユリ属
原産:北半球
これはスカシユリ(透かし百合)か?
2005.08
切り花

クチナシ(梔子)
アカネ科クチナシ属
原産:アジア、アフリカ
実は朱色に熟し、開く口がないのでクチナシといわれる。
非常に良い香りを放つ。虫たちにも人気?があるのか、去年はイモムシに葉をほとんど食べられたが、今年は無事だったかわりにアリが群がっている。
2007.06
庭に自生
マウスを画面にあてると実の画像を表示します

ジンチョウゲ(沈丁花)
フトモモ目ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
原産:中国南部
日本では室町時代には栽培されていたという古い花。
春先に咲いて非常に良い香りを放つ。
2006.03
東京・小石川後楽園

キンモクセイ(金木犀)
ゴマノハグサ目モクセイ科モクセイ属
別名:桂花
原産:中国南部
どこからともなく漂う香りは秋が来たことを感じさせる。
早春のジンチョウゲ、初夏のクチナシとともに芳香植物の代表格。
2005.10
隣家に自生


オウバイ(黄梅)
モクセイ科ソケイ属
別名:ゲイシュンカ(迎春花)
原産:中国
2006.03
隣家に自生

オーニソガラム(Ornithogalum)
別名:オオアマナ(大甘菜)
ユリ科オオアマナ属
原産:ヨーロッパ、アフリカ、西アジア
緑色の部分はつぼみで、てっぺんまで次々に開花する。
2006.11
切り花

ペンタス(Pentas)
別名:クササンタンカ(草山丹花)
アカネ科ペンタス属
原産:熱帯アフリカ、マダガスカル
2006.08
鉢植え

ロウバイ(蝋梅)
クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属
原産:中国
花びらがロウ細工のような感じから名付けられた。いわゆる梅の仲間ではない。
2007.02
東京・向島百花園

ソメイヨシノ(染井吉野)
バラ科サクラ属
サクラの代表格。
原産:日本
2006.03
東京・大田区石川町

サンダーソニア(Sandersonia)
別名:クリスマスベル
イヌサフラン科(ユリ科)サンダーソニア属
原産:南アフリカ
ユリ科とは思えない形状をしている。
2009.07
球根鉢植え

トルコキキョウ(トルコ桔梗)
リンドウ科ユーストマ属
原産:北米
名前に反してトルコともキキョウともまったく関係はないとか。
2006.08
鉢植え

サザンクロス(Southerncross)
別名:クロウェア
ミカン科クロウェア属
原産:オーストラリア
2006.10
鉢植え

キンシバイ(金糸梅)
ツバキ目オトギリソウ科オトギソウ属
原産:中国
江戸時代の宝暦年間に渡来したといわれる古い花。
2005.06
鎌倉・円覚寺

キミノセンリョウ(黄実の千両)
センリョウ科センリョウ属
原産:日本、台湾、中国など
赤い実をつける通常のセンリョウの変種といわれる。
非常に丈夫で繁殖力も強い。
2006.12
庭に自生
 マウスを画面にあてると花の画像を表示します

シラー(Scilla)
ユリ科シラー属
原産:ヨーロッパ、アフリカ、アジア
2006.04
庭に自生

スイセン(水仙)
ユリ目ヒガンバナ科スイセン属
原産:地中海沿岸・北アフリカスペイン・ポルトガル
これはラッパスイセン(喇叭水仙)
2007.01
鉢植え

ハクバイ(白梅)
バラ科サクラ属
原産は中国だが日本では弥生時代にはすでにあったとされる。
2007.02
東京・向島百花園

ポリアンサス(Polyanthus)
別名:セイヨウサクラソウ
サクラソウ科サクラソウ属
原産:ヨーロッパ及び北半球
2007.01
鉢植え

サフィニア(Sufinia)
ナス科ペチュニア属
原産:ブラジル
サントリーと京成バラ園芸が共同で開発したペチュニアの一品種で、「サフィニア」はサントリーの商標名。
2007.05
苗鉢植え

ガザニア(Gazania)
別名:クンショウギク(勲章菊)
キク科ガザニア属
原産:南アフリカ
2006.04
鉢植え

クンシラン(君子蘭)
ヒガンバナ科クリビア属
原産:南アフリカ
明治時代に渡来したといわれる。
2005.04
千葉県・白浜フラワーパーク

ガーベラ(Gerbera)
別名:アフリカセンボンヤリ(千本槍)
キク科ガーベラ属
原産:南アフリカ
2004.05
鉢植え

ハナショウブ(花菖蒲)
ユリ目アヤメ科アヤメ属
日本原産の「ノショウブ」を改良したもの。端午の節句のショウブ湯にいれるショウブはサトイモ科でまったく別もの。
2005.06
東京・明治神宮

ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)
バショウ科ストレリチア属
原産:南アフリカ
2005.04
千葉県・白浜フラワーパーク

ゼラニウム(Geranium)
フウロソウ科ベラルゴニウム属
原産:南アフリカ
2004.07
鉢植え

ニューギニア・インパチエンス(New Guinea impatiens)
ツリフネソウ科インパチエンス属
原産:ニューギニア
2004.07
鉢植え

スノーフレーク(Snow Flake)
別名:オオマツユキソウ(大待雪草),スズランズイセン(鈴蘭水仙)
ヒガンバナ科スノーフレーク属
原産:ヨーロッパ
2007.02
球根鉢植え

アマドコロ(甘野老)
ユリ科アマドコロ属
原産:日本
2007.04
東京・向島百花園

スズラン(鈴蘭)
別名:キミカゲソウ(君影草)
ユリ科スズラン属
原産:ヨーロッパ
この種は花が葉よりも上につく、ドイツ・スズラン。
2007.04
東京・向島百花園

コバンソウ(小判草)
別名:タワラムギ(俵麦)
イネ科コバンソウ属
原産:地中海沿岸域
2007.04
東京・向島百花園

タンポポ(蒲公英)の綿毛
キク目キク科タンポポ属
原産:北米
花の一部が写っているのでシロハナタンポポの綿毛と思われる。むかし、タンポポの綿毛が耳にはいるとつんぼになると、よく聞かされた。
2007.04
東京・向島百花園
画面にマウスをあてるとカントウタンポポ(関東蒲公英)の花を表示します。

クロバナロウバイ(黒花蝋梅)
ロウバイ科クロバナロウバイ属
原産:北米
2007.04
東京・向島百花園

クロマツ(黒松)
マツ目マツ科マツ属
原産:日本
2007.04
東京・向島百花園

シャガ(射干)
別名:コチョウカ(胡蝶花)
アヤメ科アヤメ属
原産:中国だがかなり古くから日本にはいってきたと考えられている。
2001.05
東京・清澄庭園

サクラソウ(桜草)
サクラソウ科サクラソウ属
原産:日本
江戸時代から親しまれている古典園芸植物。
2007.04
東京・向島百花園

ムクゲ(木槿)
アオイ科アオイ属
原産:中国、インド
ハイビスカスはこの仲間。
2004.07
東京・水元公園

マンリョウ(万両)
サクラソウ目ヤブコウジ科ヤブコウジ属
原産:日本
これも江戸時代からの古典園芸植物。
2009.12
庭に自生

パンジー(Pansy)
和名:サンシキスミレ(三色菫)
スミレ科スミレ属
原産:ヨーロッパ
2004.05
鉢植え

ボタン(牡丹)
ボタン科ボタン属
原産:中国
2007.04
東京・向島百花園

コブシ(辛夷)
モクレン科モクレン属
原産:日本
花には芳香あり。
2007.03
東京・六義園

フゲンゾウ(普賢象)
バラ科サクラ属
原産:日本
大輪の八重桜で室町時代から知られているといわれる。
2007.04
東京・向島百花園

ハルシャギク(春車菊、波斯菊)
別名:クジャクソウ(孔雀草),ジャノメソウ(蛇の目草)
キク科コレオプシス属
原産:北米
2006.06
東京・多摩川河畔

ボケ(木瓜)
バラ科ボケ属
原産:中国
2007.02
東京・向島百花園


ツバキ(椿)
ツバキ科ツバキ属
原産:日本
2007.02
東京・亀戸天神

シラン(紫蘭)
別名:ベニラン(紅蘭)
ラン科シラン属
原産:日本、台湾
2001.05
東京・清澄庭園


サルスベリ(ヒャクジツコウ;百日紅)
フトモモ目ミソハギ科サルスベリ属
原産:中国南部
2005.09
東京・青梅・塩船観音寺

ハギ(萩)
マメ科ハギ属
原産:日本
2005.09
東京・青梅・塩船観音寺


ムスカリ(Muscari)
ユリ科(ヒアシンス科とも)ムスカリ属
原産:地中海沿岸地域、南西アジア
2005.04
鉢植え

アセビ(馬酔木)
ツツジ科アセビ属
原産:日本
馬が葉を食べると酔ったようになり、足が不自由になるため、足癈(あしじひ)がアシビになり、さらにアセビになったというのが由来とか。
2007.04
東京・向島百花園


アキノエノコログサ
別名:ネコジャラシ
イネ科エノコログサ属
原産:日本
犬ころ草が転訛してエノコログサになったという。
2005.09
東京・瑞穂町

ユキヤナギ(雪柳)
別名:コゴメヤナギ(小米柳)
バラ科シモツケ属
原産:日本、中国
2005.04
庭に自生
画面にマウスをあてると花のアップ画像を表示します。

フジ(藤)
マメ科フジ属
原産:日本
ツル性の植物で本来ほかの木に巻きついて成長する。
この性質を利用して藤棚を作って鑑賞用とする。
2005.05
東京・亀戸天神
画面にマウスをあてると拡大画像を表示します。

ナンテン(南天)
キンポウゲ目メギ科ナンテン属
原産:日本、中国
初夏に白い花をつけ、晩秋から初冬にかけて赤い実をむすぶ。縁起の良い実とされて江戸時代から栽培されていたという。
2007.06
庭に自生
画面にマウスをあてると実の画像を表示します


ナンテンの葉 春先にかけて色づく

ツルハナナス(蔓花茄子)
ナス科ナス属
別名:ヤマホロシ(山保呂之)
原産:ブラジル
日本各地に自生するヤマホロシとは同じ仲間なので、園芸店では「ヤマホロシ」として売っていることがある。
2007.06
鉢植え

キョウチクトウ(夾竹桃)
リンドウ目キョウチクトウ科キョウチクトウ属
原産:インドだが、中国経由で渡来したといわれる。
通常ピンクの花が多いがこれは白花種。
2004.06
東京・多摩川河畔


ヒツジグサ(未草)
別名:スイレン(睡蓮)
スイレン科スイレン属
原産:東アジア
スイレンの原種といわれる。未の刻(午後2時)ころに開花することから名付けられたというが、因みにこの写真の撮影は14:46だった。また夕刻になると閉じるので睡蓮の名があるとも言われる。
2004.08
東京・水元公園

ネジバナ(捩花)
別名:モジズリ(捩摺)
ラン科ネジバナ属
原産:東アジア
直立する茎に花がらせん状につく。上のほうはつぼみで順次開花する。
2007.06
庭に自生
画面にマウスをあてると花の拡大画像を表示します。

カンヒザクラ(寒緋桜)
別名:ヒカンザクラ(緋寒桜)
バラ科サクラ属
原産:中国
もともとヒカンザクラと呼んでいたのが、ヒガンサクラ(彼岸桜)とまぎらわしいので、カンヒザクラとなったといわれる。こぶりの八重桜。
2007.02
東京・品川区荏原神社

ケイトウ(鶏頭)
ナデシコ目ヒユ科ケイトウ属
原産:熱帯アジア
花の形が鶏のとさかに似ているので鶏頭と名付けられた。古くに日本に渡来したといわれる。写真の品種はフサゲイトウ(房鶏頭)または、ウモウゲイトウ(羽毛鶏頭)。
2004.05
鉢植え

アベリア(Abelia)
和名:ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽空木)
スイカズラ科ツクバネウツギ属
原産:中国、台湾
2007.07
東京・大田区城南島海浜公園

ヒガンバナ(彼岸花)
別名:マンジュシャゲ(曼珠沙華)
ユリ目ヒガンバナ科ヒガンバナ属
原産:中国
彼岸花の名は秋の彼岸のころに開花することに由来するが、球根には毒性があって食べると死ぬ(彼岸に行く)という意味から、の説もある。一般に日本では不吉な花として忌み嫌われることがあるようで、こともあろうに、死人花(しびとばな)、幽霊花(ゆうれいばな)などの異名もあるらしく、なんとも気の毒な花である。
2006.09
東京・皇居前

カイコウズ(海紅豆)
別名:アメリカデイゴ
マメ科デイゴ属
原産:南米。江戸時代に渡来したといわれる。
2007.08
東京・大田区城南島海浜公園
画面にマウスをあてるとつぼみの状態を表示します。

ミソハギ(禊萩)
「みそぎはぎ」に由来
フトモモ目ミソハギ科ミソハギ属
原産:日本、朝鮮半島
水辺に咲く花だが、サルスベリ(百日紅)と同じ仲間
2007.07
茨城県牛久浄苑

ハゼラン(爆蘭)
別名:ハナビソウ(花火草)
スベリヒユ科ハゼラン属
原産:熱帯アメリカ
花の大きさは5ミリほどで、赤い小さな実がたくさんつく。花火草といわれるのは、この実が線香花火に似ているからか、たくさんの実が花火をち上げた様子に似ているからかはわからない。
午後三時ごろになると開花するので「三時花」、「三時草」とも言われるとか。この写真の撮影は15:14だった。
2007.10
庭に自生。繁殖力が強く、どこにでも根付く。

ニガナ(苦菜)
キク科ニガナ属
原産:日本、中国、東南アジアからインド
花の大きさは5ミリ以下。午前中開花して夕方にはしぼむ。
2007.10
庭に自生

フユサンゴ(冬珊瑚)
別名:玉珊瑚、クリスマスチェリー
ナス科ナス属
原産:ブラジル
秋から冬にかけて実をつけるが緑、黄から赤に変わる。
2007.10
庭に自生
画面にマウスをあてると実をクローズアップします。

フユサンゴの花
5ミリほどのきわめて小さい花で、はなびらがうしろにそっくり返る。
2009.05

オモト(母人草・老母草・万年青・於毛止)
名前の由来は、大きな葉に囲まれてつく赤い実を母に抱かれる子供の姿に見立ててつけられたという。
ユリ科オモト属
原産:日本
2007.12
庭に自生

フヨウカタバミ(芙蓉酢漿草)
学名:オキザリス・プルプレア
カタバミ科カタバミ属
原産:南アフリカ ケープ地方
2008.04
朝と夕方には花弁を巻いて閉じる(画面にマウスをあててください)
庭に自生

モクレン(木蓮)
別名:モクレンゲ(木蓮華)、シモクレン(紫木蓮)
モクレン科モクレン属
原産:中国南西部
2008.03
庭に自生

シャコバ(蝦蛄葉)サボテン
サボテン科
原産:ブラジル
葉のようになった平たい小さな茎がいくつも連なって、その先に花をつける。茎にはトゲのような突起があり、それがシャコ(蝦蛄)に似ていることから名付けられたという。
2009.02 十数年ぶりに咲いた花。
鉢植え

アカバナミツマタ(赤花三椏)
ジンチョウゲ科ミツマタ属
原産:中国、ヒマラヤ地方
枝が必ず三つに分かれるためにミツマタ(三枝、三叉ともの書く)と名付けられた。和紙の原料としてよく知られる。白い花が多いが、これは赤花で黄色の種類もある。
2009.03
箱根湿生花園

ミズバショウ(水芭蕉)
サトイモ科ミズバショウ属
原産:日本
葉がバショウの葉に似て水辺に生えることから名付けられた。尾瀬などの湿原に多く生育する。
2009.03
箱根湿生花園

カタクリ(片栗)
ユリ科カタクリ属
原産:日本、朝鮮半島、北米、ヨーロッパ
各地の山野に群生する。むかしは鱗茎(球根にできるうろこ状のもの)を片栗粉の原料としていた。
2009.03
箱根湿生花園

ザゼンソウ(座禅草)
別名:ダルマソウ(達磨草)
サトイモ科ザゼンソウ属
袈裟を着て座禅を組む僧のようなすがたから名付けられた。姿はミズバショウに似ているが、花は悪臭を放って虫を呼び、受粉を促進する。そのため英語名はスカンクキャベツという、およそ身もふたもないひどい名前がつけられている。
2009.03
箱根湿生花園

カタバミ(片喰、酢漿草)
フウロソウ目カタバミ科カタバミ属
どこにでも生育する雑草。花は1センチ足らずの大きさで5弁のはなびらからなる。葉はハート形のとがったほうを3枚寄せた形をしており、クローバーに似ている。
日本ではこの葉の形を図案化した家紋が古くから用いられ、片喰紋、酢漿草紋と呼ばれている。
2009.05
庭に自生

ドクダミ
別名:ジュウヤク(十薬)
ドクダミ科ドクダミ属
原産:東アジア
白い4枚のはなびらのようなものは花ではなく、総苞(ソウホウ)と呼ばれる。本当の花は、まんなかに突き出た穂のようなものにびっしり密集している黄色の部分。
古来より乾燥させてお茶や薬に利用される。
2009.05
庭に自生 繁殖力強く、あっという間に繁茂し、なかなか根こそぎにはできない。

アデニウム
別名:砂漠のバラ
キョウチクトウ科
原産:熱帯アフリカ
多肉植物で、幹の根元がトックリ状にふくらんだ特異な形状を示す。
2009.07
鉢植え


ルピナス(Lupinus)
マメ科ルピナス属
和名では、ハウチワマメ(葉団扇豆)属ともいう。
別名:ノボリフジ(昇藤) 花が藤に似ていて下から咲くことから
原産:地中海沿岸、南北アメリカ、南アフリカなど
非常に水を吸うのでマメに水やりをしないとすぐにダウンするが、逆に水を与えるとすぐに復活するなどきわめてタフである。
2010.03
鉢植え

ドラセナ(Draceana)
この種はドラセナ・フラグランス・マッサンゲアナと呼ばれる。
和名:シマセンネンボク
ユリ目リュウゼツラン科ドラセナ属
原産:アフリカ熱帯地域
「幸福の木」として販売されている観葉植物だが、たまに花を咲かせる。開花するのは夕どきで非常に強い芳香を放つ。
2008.11
鉢植え
マウスを画面にあてると拡大画面を表示します。

ジャノヒゲ(蛇のひげ)の実
別名:リュウノヒゲ(竜のひげ)
ユリ目ユリ科ジャノヒゲ属
原産:日本、東アジア
多数の細い葉が竜の鬚に似ているところから名付けられた。
2010.05
自生

ハルジオン(春紫菀)
キク目キク科ムカシヨモギ属
原産:北アメリカ
見た目も名前もよく似た「ヒメジョオン」とよく間違えられる。雑草としてあちこちで見かける。
2010.05
東京大学

キショウブ(黄菖蒲)
ユリ目アヤメ科アヤメ属
原産:西アジアからヨーロッパ
水辺に野生化していて、文字どおり黄色いハナショウブだが、拡散する力が強く、在来種への影響が大きいとして環境省では「要注意外来生物」に指定しているという。
2010.05
東京大学三四郎池

カラスウリ(烏瓜)
スミレ目ウリ科カラスウリ属
原産:中国、日本
ツル性の多年草で朱色の実をつける。花は日没後夜間に咲くというが、この写真は日没前の状態。開花時は花弁の周りの糸状のものが切れて花弁の先に垂れ下がるかたちになるらしい。
繁殖力強く、あらゆる樹木に寄生してしまうので油断がならない。
2010.08
庭のカイズカイブキに寄生。

コハコベ
ナデシコ科ハコベ属
一般にハコベ(繁縷)というのはこのコハコベを指すことが多い。ハコベラともいい、春の七草のひとつ。
雑草として繁殖力強く一面に生い茂る。世界の温帯に広く分布する。
2011.04

アスパラガス・スプレンゲリ
和名:スギノハカズラ
キジカクシ科(ユリ科)アスパラガス属
原産:南アフリカ
観葉植物として栽培されるが、ときどきこのような花を咲かせる。繁殖力はきわめて強い。
2011.04
鉢植え

イモカタバミ(芋片喰)
カタバミ科カタバミ属
江戸時代末期に観賞用として導入されたというが、いまは雑草としてどこにでも繁茂している。
原産:南アフリカ
2011.07

フクシア(Fuchsia)
アカバナ科フクシア属
原産:熱帯アメリカ
観賞用として欧米中心に多くの品種が作られている。
2012.05
鉢植え
(画像にマウスをあてると別の品種を表示します)

イヌバラ(Rosa canina)
別名:ヨーロッパ・ノイバラ
バラ科バラ属
原産:ヨーロッパ、北米、西アジア
五弁のバラで果実はローズヒップとよばれ、食用になる。”ローズヒップ・ティー”という紅茶の一種があるが、ものすごくすっぱい。
2013.05
庭に自生

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
タデ科イヌタデ属
原産:ヒマラヤ
ピンク色の小さい花が丸く集まって金平糖のような花を形成する。茎は蔓状で匍匐性があり急速に伸びる。丈夫なため、あっという間に繁茂し、雑草の様相を呈する。
2013.05
庭に自生

メキャベツ
別名:ヒメカンラン(姫甘藍)、コモチカンラン(子持ち甘藍)
アブラナ科アブラナ属
原産:ベルギー
18世紀末にイギリス、フランスで栽培が始まり、米国第3代大統領トーマス・ジェファーソンが栽培を始めたことで19世紀初頭に普及したとされる。
茎の側面に小さなキャベツができる。栽培するも食べられるほどの大きさにはならなかった。
2013.04

ミセバヤ
別名:タマノオ(玉緒)
ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属
日本全国に分布し古くから園芸用に栽培されてきたという。多肉性のボリュームのある葉と繊細な花のコントラストが面白い。
和名は「見せたい」という意味の古語が変形したもので、高野山の法師が詠んだ和歌にちなんでいるといわれている(Wikipedia)とか。
2014.10

皇帝ダリア(Dahlia Imperialis)
別名:立木ダリア
キク科
原産:メキシコ、中米
茎が太く、草丈が高いので一般にいうダリアとは趣が異なる。鎌倉の瑞泉寺で初めて見た。
2014.11.1

イヌホウズキ(犬酸漿)
ナス目ナス科
世界の温帯から熱帯まで広く分布する。日本全土にも分布するが繁殖力が強く、畑・道端や民家の庭などで雑草として生息する。直径1cm弱の実は初めは緑色で、熟すと黒くなる。
2017.07

レウィシア
ヌマハコベ科レウィシア属の常緑多年草
原産:北米オレゴン州からカリフォルニア州にまたがるロッキー山地
一つの株から多くの花が咲く。
従来はスベリヒユ科であったが、ヌマハコベ科が新設されて異動したとのこと。
2014.04
鉢植え

モッコウ(木香)バラ
バラ科バラ属
中国原産
常緑つる性の低木。バラといっても枝にはトゲがない。花色は黄または白でそれぞれ一重咲と八重咲があるが、木香バラといえば通常は黄色の八重咲を指すという。
2017.04

ミツバツツジ
ツツジ科ツツジ属
関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布する。
他のツツジのオシベが10本であるのに対し、この種は5本であることが特徴。花が終わったあとの枝先に3枚の葉がつくことから、ミツバツツジという。
洗足池畔
2016.04
ムシトリナデシコ(虫取り撫子)
ナデシコ科マンテマ属
原産:ヨーロッパ南部
別名として、ハエトリナデシコ(蠅取り撫子)のほかコマチソウ(小町草)という可憐な名前もある。
ちょっとしたコンクリートの隙間などから出てくることが多い。
2020.04
チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)
ナス科チョウセンアサガオ属
原産:南アジア
チョウセンは特定の地域を表わすものではなく、朝鮮半島原産を意味しないという。アサガオという名も、形が普通のアサガオ(ヒルガオ科)に似ているための命名である。日本では江戸時代に薬用として渡来し、現在は本州以南で野生化している。有毒植物で過去に中毒事件の例がある。園芸用に「エンジェルストランペット」の名で販売されているものもある。
2020.04
マンデビラ
キョウチクトウ科マンデビラ属のつる性植物
原産は中南米の熱帯地方で日本では春から秋にかけて長期間にわたって花を咲かせる。
2020.06
マリーゴールド
キク科マンジュギク属の一年草
和名として、クジャクソウ(孔雀草)、万寿菊、千寿菊などと呼ばれる。
原産地はメキシコ、中央アメリカ。栽培は容易で花壇の定番とも言えるほどに人気がある。
2021.06
ポーチュラカ
スベリヒユ科 / スベリヒユ属(ポーチュラカ属)
和名:ハナスベリヒユ
原産:南北アメリカ中心に熱帯・温帯に広く分布