モーツアルトのト短調交響曲
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モーツアルトの交響曲は41番までありますが、そのうち短調で書かれているのは25番(作品番号K.183)と40番(K.550)だけで、その他の曲はすべて長調で書かれています。明るいモーツアルトの作風をよく現わしていますが、それだけにこの2曲の短調の交響曲はひときわ目立っています。調性は両方とも同じト短調で書かれており、暗く激情的な性格はよく似ています。
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映画「アマデウス」の冒頭で演奏される特徴ある曲が、このト短調の交響曲(作品番号K.183)です。1773年、モーツアルトがわずか17歳のときに書いた作品です。
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第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ |
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第2楽章 アンダンテ |
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第3楽章 メヌエット |
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第4楽章 アレグロ |
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おそらく、モーツアルトの交響曲のうちで、もっともよく知られている曲です。この40番と前後の39番(K.543)、41番「ジュピター」(K.551)を三大交響曲と呼んでいますが、1788年6月からわずか2ヶ月足らずの間に相次いで完成しました。いずれもモーツアルト最後の交響曲として円熟した、完成度の高い作品群となっています。
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第1楽章 アレグロ・モルト |
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第2楽章 アンダンテ |
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第3楽章 メヌエット |
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第4楽章 フィナーレ:アレグロ・アッサイ |
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