JR209系
省エネをスローガンに製造された209系は、従来の車両の半分の電力消費を謳って登場した。車両の軽量化や動力系の改良などで省エネを果たしているといわれるが、その分車両の寿命も10年程度と従来よりも短くしているという。京浜東北線・根岸線でもっとも多く使われているが、中央・総武緩行線、南武線、八高線・川越線でも使われている。

JR209系 京浜東北線 快速大船行き
有楽町 2004.01


八高線用209系3000番台
拝島-小宮間 2005.08


中央・総武緩行線の209系 幅広タイプで、E231系通勤型の原型となった。
市ヶ谷 2005.11

JR205系
当初、山手線用として投入されたが、その後、埼京線、常磐線、京葉線などにも波及した。山手線のE231系への置き換えに伴って余剰となった車両は、南武線、横浜線、八高線・川越線、鶴見線、その他の地方路線で活躍している。

かつて山手線の主役であったJR205系  
神田 2001.10


E231系への置き換えが始まったころの205系
五反田  2004.01


横浜線の205系 快速八王子ゆき
長津田 2003.03


鶴見線の205系 1100番台 山手線の余剰車両を改造したもの 3両編成(2M1T)で運転される。
鶴見 2006.08


205系の変り種 相模線用の500番台 
1991年相模線全線電化と同時に投入された。4両編成(2M2T)で運用されている。
各ドアにはドアスイッチがついていて、乗客が各自でドアを開けて乗り降りする。発車時には車掌スイッチにてすべてのドアを閉める。
宮山 2007.02