八高線多摩川鉄橋

小宮駅と拝島駅の間の多摩川にかかる鉄橋。1945年(昭和20年)8月24日この鉄橋上で上り列車と下り列車が正面衝突し、死者105名をだす大惨事が起きた。終戦間もないころのことで、一時は米軍による空襲と取りざたされた。しかし、当日は暴風雨のなか、電話が故障で通じず、小宮駅と拝島駅のタブレット確認の連絡ができなかったことが原因とされる。さらに2年後の7月14日、同じくこの鉄橋上で通過中の貨物列車の最後部車両に米軍機が激突し、車両は川に転落して死者4名をだす事故が起きた。このようないわくのある鉄橋だが、いまはすこぶる平和に電車が行き来している。



小宮八石陸橋から拝島方向を望む


上り八王子行き
209系

同上


下り川越行き
205系


同上