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![]() 「インターネット」とは、全世界のネットワークを相互に接続した巨大なコンピュータネットワークである。このネットワーク越しでクライアントとサーバーの通信を行うために、標準の規定であるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)が決められている。 クライアント側にはブラウザがあってサーバー側のアプリケーションプログラムを呼び出して情報を受け取る。この間の情報のやり取りの仕組みはすべてHTTPに従う。このため、規定に従いさえすればクライアントとサーバーはどんなものでもよい。この方式ではサーバーのアプリケーションはHTML(Hyper Text Markup Language)で作られ、ブラウザ(閲覧ソフト)はHTMLを読み取って画面に表示する。クライアント側はブラウザソフトだけがあればよく、またサーバー側のプログラムはHTMLベースで書かれるため、簡便にアプリケーションが作成できる。また、XMLやJavaなどの言語を使えばより高度なアプリケーションの開発もでき、業務アプリケーションのWeb化も急速に進んでいる。 HTTPはそれまでのように端末側にユーザー固有のAPを必要とせず、APはすべてサーバー側に置くことでクライアント側の保守を大幅に軽減した。そのため、システムの開発と運用も容易になった。形態から見れば、クライアント・サーバー方式のThin Client型と同じである。とくにPCをクライアントに使えるようになって、インターネット人口が一気に増加した。 |
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