用 語 |
|
RISC (Reduced Instruction Set Computer) オープンシステムで使われているCPUはRISCベースが多い。これは命令の数を減らして高速処理を行うことを目的とし、価格的にも安くなるメリットがある。HP/PA-RISC、Sun/SPARCなどが代表的RISC。 |
|
UNIX UNIXは1970年代のミニコンに搭載されて広く使われていたOSである。当初はオープンソースであり公開されていた。それによって利用者の要求や改善が生かされて強化されてきたが、研究分野での利用が主体だった。 その後ワークステーションが登場して、コンピュータのメーカーが自社の標準OSとしてUNIXを採用するにあたって独自の機能を付加したり、信頼性を強化するなど、メーカー色が濃くなり非公開になっていった。しかし、これによってUNIXは業務系の処理にも耐えられるようになり、サーバーにも使われるようになって商用コンピュータのOSとして認められるようになったのである。 代表的なものとしてSun/Solaris、HP/HP-UX、IBM/AIXなどがある。 |
|
TCP/IP TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)は、現在使われている通信プロトコルの主流である。 1974年にTCPが考案された。このTCPというしくみは、1978年にTCP/IPというしくみとなり、後に現在のインターネットの基礎となった。1983年にTCP/IPは実用化され、さらに1992年にPCでTCP/IPが使えるようになって、インターネットの爆発的な広がりにつながった。 |
|
GUI (Graphical User Interface) UNIXではユーザーインタフェースとしての画面をグラフィックイメージで行うことで、それまでの文字だけの画面を大幅に改善した。これにより、画面上により多くの情報を表示できるようになってコンピュータの利用分野が大きく拡大した。典型的な例としてCAD(Computer Aided Design)などがある。 |