B707
米国ボーイング社が開発したベストセラー旅客機。もともと軍用機に強いボーイング社が民間用の大型ジェット旅客機として、B-47ストラトジェット戦略爆撃機をベースに開発したもの。最初の顧客であるパンアメリカン航空(PANAM)向けの機体が1957年12月に初飛行を行い、翌年8月にパンアメリカン航空に納入された。以来1991年に生産ラインが停止するまで30年以上も生産が続けられ、1010機が製造された。海外の航空会社のほとんどはこの機体を採用したが、日本の航空会社では採用しなかった。
B-707機は垂直尾翼にアンテナをつけているのが特徴で、すぐに見分けがつく。


台湾の中華航空(China Air Lines;CAL)  1977
CALは政治的配慮から、国際線が成田に移ったあとも羽田をベースとしていた。


香港のキャセイ・パシフィック航空(Cathay Pacific)  1977


ブラジル航空(VARIG BRASIL)  1977


ノースウェスト・オリエント航空 (NORTHWEST ORIENT) 旧ターミナルビル展望デッキから 1975


レバノン航空(TMA OF LEBANON)  旧ターミナルビル展望デッキから 1975


ウェスターン航空のB707  サンディエゴ空港  1973