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ベートーヴェン(1770~1828)
交響曲第1番ハ長調 作品21 |
ベートーヴェン最初の交響曲。29歳の1800年に作曲されましたが、十分に熟考のうえ作曲にかかったせいか、多少遅めの交響曲デビューだったようです。ベートーヴェンはハイドンの弟子でありましたが、この曲を作ったときはハイドンの影響を強く受けていたということから、なにかとハイドン的だ、などと言われるきらいがあります。しかし、それはハイドンびいきの人間がこじつけたもので、べートーヴェンからすれば、そんな気はまったくなかったに違いありません。安易に走って駄作を作るのではなく、時間をかけて作曲技術が熟すまで第一作目をあたためていたのです。そのために遅いデビューとなったと考えられます。
音楽は全体にテンポが早く、軽快なものになっていますが、やはりところどころベートーヴェン特有の力を感じさせます。第3楽章は伝統に従ってメヌエットという舞曲に指定されていますがあまり舞曲らしくなく、やはりベートーヴェンが第2交響曲以降に採用したスケルツォに近く、こんなところもハイドンとは一線を画すものといって良いでしょう。
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楽器編成:
フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット(バスーン)2、フレンチ・ホルン2、トランペット2、ティンパニーに弦楽五部。
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