Wolfgang Amadeus Mozart

セレナーデ
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
”Eine Kleine Nachtmusik”

K.525

モーツアルトは有名な曲がたくさんありますが、このセレナーデはそのうちでも最右翼でしょう。だれでも一度は耳にしたことがある、モーツアルト音楽の代表格です。
セレナーデとはもともと、夕べに、恋人の窓下で歌い奏でられる音楽のことで、18世紀ごろには、娯楽的な性格の強い、多楽章の器楽合奏曲を指すようになったと言われます。日本語では夜曲、小夜曲などと訳されています。この曲の原題の ”Eine Kleine Nachtmusik”(小さい夜曲)からきているものと思われます。

曲は全体が躍動感にあふれるいきいきとした、これぞモーツアルトと思わせるもので、弦楽合奏ながら小さい交響曲とでもいえる作りになっています。とくに第2楽章は”Romanze”(ロマンツェ=ロマンス)と名づけられていて、ゆったりとしたロマンティックなメロディーが印象的です。多分この楽章の雰囲気からセレナーデとされたのかもしれません。

第1楽章 アレグロ
5’30”
第2楽章 ロマンツェ アンダンテ
5’32”
第3楽章 メヌエット アレグレット
2’03”
第4楽章 ロンド アレグロ
5’18”
全曲 18’31”
RESET MIDI TABLE
直前のMIDIファイルで使った設定が残っていると、正しい音が再生されないことがあります。そのようなときに、MIDIテーブルをリセットします。
(注)再生時、PC内蔵のサウンドボードでは十分な音質が得られないことがあります。
MIDIファイルの無断転載・複製禁止。