大坂城は豊臣秀吉が天正11年(1583)に築城したが、元和元年(1615)の夏の陣によって全焼した。その後、元和6年(1620)二代将軍徳川秀忠により大規模な修築工事を開始し、10年間の歳月をかけて寛永6年(1629)に完成した。ところが36年後に落雷によって天守を焼失した。以後江戸時代を通じて天守は再建されなかった。現在の大阪城天守閣は昭和6年(1931)に再建された鉄骨鉄筋コンクリート造りのものが母体で、平成9年(1997)に大改修された。
したがって、江戸時代以前の城郭が保存されている姫路城などとはまったく位置づけが異なる。天守閣内は歴史館などがあり、最上階は展望台となっている。その意味では建物には歴史的な価値はないが、一種のランドマークとしての価値はある。日本人はお城が好きで、このような形のお城(天守閣)は全国にたくさんある。



内堀から天守閣を望む。石垣が高いのが目立つ。


極楽橋から


白壁も塗りなおされ、金箔が輝くが、ちょっと安っぽい


天守閣最上階からの展望
東方向:左下の広場は「太陽の広場」、遠方の山並みは「生駒山脈」


南方向:右下の櫓は「六番櫓」、左寄りの広場は「難波宮跡公園」、右遠方に「通天閣」が見える


西方向:手前は「西の丸庭園」、左端の白っぽいビルは「大阪府庁舎」


北方向:右の橋は「桜宮橋」、その左の緑地は「大阪造幣局の桜」、左の高層ビル群は「大阪アメニティーパーク(OAP)」


北東方向:「大阪ビジネスパーク(OBP)」

(2005.10.9)