直通運転開始前日     2013.03.15
 報道で知らされてはいたが、実際現地に行くとスゴイ混雑だった。鉄道ファンだけでなく、多くの一般人の老若男女の姿があった。ほとんどが手にカメラやケータイを持ち、改札口やホームや出入りする電車を写している。東横線渋谷駅は1日に42万人が利用するが、そのなかには長年利用して、この駅に愛着を持った人も非常に多いはずだ。その人たちにとってはやはり寂しい限りだろう。だからこうして最後の姿をとどめに集まるのだ。このような大規模な駅が丸ごと引っ越すなどというのはあまり例がない。毎日あたりまえのように通り過ぎていた駅が突然、明日からははいれなくなるという、めったにない出来事なのだ。
 ■渋谷駅で別れを惜しむ人々 

 電車が到着して押すな押すなの大混雑になった。

 改札口越しにホームの写真を撮る人々。

 テレビの撮影クルーも来ている。報道用の仮設のお立ち台のためか、一般人が上ると駅員に注意される。

 JRとの連絡階段から。

 ホームそばの歩道橋でもカメラの放列だ。渋谷駅1番線ホームから。