蘊蓄・鉄道コラム
東急1000系珍種発見!

東急雪が谷検車区でおかしな電車を見つけた。むかしの3000形を思い起こさせる黄色と紺色に塗り分けられているのだが、ステンレス車体のようだ。よくよく近づいてみると、なんと1000系1017Fである。思わず目をこすってしまったが、まぎれもなく1017Fだ。変わっているのは塗装だけではない。1500系と同じような正面には”1017”の車番が、側面には車番と”T.K.K.”のエンブレムが描いてある。あまり目立たないようにとの配慮か、留置線の一番奥に留められているが、かえって目立ちまくっている。一昨日(3月31日)にはいなかったが、一瞬きのうのエイプリルフール用のギャグではないかと思った。どうやらリバイバルカラーでの復刻らしいが、このままで営業運転にはいるのであればまた楽しみなことだ。
(2016.04.02)



2006年6月当時の1017F
(石川台−雪が谷大塚)
 雪が谷検車区
雪が谷検車区には現在、7000系7編成・1000系9編成・1500系7編成・7700系6編成の29編成87両が所属しており、池上・多摩川線をカバーしている。このところ1500系が急速に増えてすでに7編成が導入されている、ということは日比谷線を走っていた7本すべてが1500系として生まれ変わったことになる。他所に行かずに東急線内で活躍できるようになったのは喜ばしいが、残りの35両の中間車はどうなるのだろう。
7700系はめっきり減った。

主力の3系列。左から1500系・7000系・1000系
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