案内図 寺院名をクリックすると各寺院のページを表示します。
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寺町通りの標識 |
寺町通りは一方通行でバスが通っている。停留所は寺院通1番から5番まである。 |
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東京都世田谷区の北西部、杉並区と三鷹市に接する烏山地区には寺院が集まっている一帯がある。これらの寺院はもともとが江戸時代の前後に江戸市中にあったもので、そのまま東京の中心部に存続していたものである。しかし、大正12年の関東大震災や、昭和20年の東京大空襲によって被災し、その後の区画整理などによって移転を余儀なくされ、この烏山の地に移ることになったという。いま、26ヵ寺が集まっていて寺町を形成している。
東京には寺院が多く、地図で見ても上野、谷中、浅草、三田、麻布、駒込などにはとくに多くの寺院が密集している。これらの寺院は江戸から東京の歴史のなかでずっと生き続けてきたのである。
ところが、江戸市中からはるか遠く、おそらくは武蔵野の森林や農地が広がっていただろうこの地に、なんでこんなにお寺が集まっているのか、という素朴な疑問が湧いてきた。なにかいわくがあるに違いない。そう思って調べてみたところ上記のような理由があった。そこで、実際に訪ねてみることにした。
京王線千歳烏山駅の北口をでてそのまま道なりに進み、甲州街道の旧道、新道を渡り、さらに直進して中央自動車道の手前、妙高寺の付近から道は「寺町通り」となる。ここから約700メートルの道の両側に寺町が広がっていて、文字通りお寺が軒を並べている。どのお寺もよく手入れされた樹木があり、つつじなどの花が咲き乱れていて美しい。そしてなによりも静けさと落ち着いた雰囲気がいい。本来のお寺とはこういうものだろう。
連休のさなかだったが、ときおり同じような目的で地図を片手に歩く人に出会う程度で実に快適なお寺巡りだった。帰りは寺町通りに並行する松葉通りを北上し、途中玉川上水などの武蔵野の雰囲気に浸りながら井の頭線の久我山駅まで歩いた。(2005.05.04)
上記のうち、入楽寺は閉鎖状態であったため掲載しておりません。
各ページの説明文は多くを、http://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/tera/tera5.htm から引用させていただいております。この場を借りてお礼申し上げます。