コンピュータ・ビジネスの発達
年代 メーカー、ベンダーの動き コンピュータービジネスの動き
1960
本格的商用コンピュータの登場
IBM S/360(1964)
国産汎用機の黎明期
都市銀行を主体に業務系システム開発が本格的に始まる。
オンライン業務(窓口端末、CDなど)が始まる。
1970
米国製汎用機全盛期(群雄割拠)
IBMvsBUNCH(Burroughs,UNIVAC,NCR, CDC,
Honeywell)
国産汎用機の発展期(富士通、日立、NEC等)
ミニコン(DEC、DG、HP等)
マイクロプロセサー(Intel)の登場
一般企業において業務の省力化のためにコンピュータの導入(バッチ処理)がされ始める。
この時代にメーカー主導で日本のコンピュータビジネスが形成される。
座席予約などオンラインシステムの導入によるユーザーサービス普及
1980
BUNCH衰退→汎用機はI、F、H、Nに集約
富士通、日立はIBM追従、NECは独自路線
各社独自のネットワーク(SNA、FNA、HNA・・・)
オフィスコンピュータ(オフコン)
オープンシステム台頭
ワークステーション(Sun、HP等)登場
キーワード:{RISC,UNIX、TCP/IP、GUI、
集中処理
から分散処理へ}
オープンシステムベンダー
ISV(Independent Software Vendor)
コンピュータ導入は大企業から中規模企業へと波及。大企業、官公庁の大規模システム構築はほとんど、IBM、富士通、日立。一般企業は富士通、NEC中心に導入進む。
汎用機ビジネスの全盛期を築く。
ソフトウェア開発産業の成長
ダウンサイジングの波
1990
IBMとマイクロソフトによるPCの標準化
PC/AT互換メーカーの大量参入
インターネットの商用サービス開始(1992)
HTTPWWW、ブラウザ技術
UNIXサーバー
PCサーバー
ルータなどネットワーク機器
携帯電話網
メーカー/ベンダーの再編統合
コンピュータの大衆化
ユーザーベースの地球規模での拡大
インターネットビジネス(ISP、コンテンツ)成立
一般消費者向けビジネスマーケット拡大
企業システムのWEB化
インフラ構築ビジネス
SI(システムインテグレーション)ビジネス
携帯電話とIPの統合ビジネス